2018年8月11日(土)にWebデザイナー向けセミナーイベント「Web Designer’s Tips ! #01」を開催しました。初めてのイベント主催でばたばたしていた数週間でしたが、当日はとても楽しく運営をさせていただきました。
もくじ
当日のプログラム
- いまいりさこ(@i_mairy)「”なんでもやります”型デザイナーのWebサイト制作フロー」(45分)
- ろくぜうどんさん(@rokuzeudon)「Webサイト制作が快適になる AdobeXD の導入・活用Tips」(45分)
- 井畑徹也さん(@tihata)「Webデザイナーが考えるSEOの第一歩」(45分)
- Webデザイナー座談会(30分)
Web Designer’s Tips ! | Peatix
当日のTwitterモーメント
参加者の皆さまにハッシュタグ付きで呟いていただいた内容をTwitterモーメントにまとめました。(うっかり専用ハッシュタグを考えるのを忘れており、イベントのオープニング中に参加者の皆さまに考えていただくという有り様でした…。その節はありがとうございます…。)
イベントレポート
開催した理由は、「Webデザイナー」という肩書きの幅広さを共有したかったから
そもそもイベントを開催したのは、「Webデザイナーって一人一人やってること全然違うけど、もっと気軽に知識やコツをシェアできたらいいのになー」と思ったことがきっかけです。
Web制作に携わる上でのものの考え方、マーケティング、設計のお話は地方でも色々聴けるのですが、もっと小さな単位のノウハウのお話−今回のイベントでは「明日から使えるTips」と表現しました−を気軽にシェアできる場があったらいいな、と思いました。あとは、私がろくぜうどんさんのXDのお話、井畑さんのSEOのお話を聴きたかったというのが一番にあったりします。(私が聴きたいお話なら他の方にも需要がある!という仮説は結果的に大当たりでした)
Session 01 “なんでもやります”型デザイナーのWebサイト制作フロー
デザインツールのXD、SEOのお話をしていただくことが決まり、「お二人に話していただく内容と被らずに、なおかつ”ノウハウのシェア”に当たるのは何かな?」と考えた時に、直近で色々やらせてもらえた制作事例のことを赤裸々に話してみるのはどうだろう?と思い、クライアントさまの許可を取ってご紹介しました。(かなりガチな試行錯誤の様子もお話ししてしまったので、今思うと少しお恥ずかしいですね)
「目指すのは街の電気屋さん」というフレーズを使ったところ、こんなツイートをいただきました。
リクリセミナー Webデザイントレンド in 大阪 2017行った時に深沢さんが言うてはった「町のWeb屋さん」の考えに近いなぁとなんとなく思い出した私w
参考ブログ https://t.co/MMZMCGdV3d— taz (@466548) 2018年8月17日
これだー!と思いました。水交デザインの深沢さんのお話は何度か伺っているので、影響を受けている箇所もあると思います。
Webサイト制作が快適になる AdobeXD の導入・活用Tips
XDをふわっとした認識で使っていたので、最近増えた新機能や社内・チーム内での導入までの道筋、デザイナー以外の職域のメンバーに活用してもらう方法にまで触れてもらえて勉強になりました。単なる次世代デザインツールだと思わずに、チーム内のコミュニケーションも担えると思うと導入にやる気が出ます。
Photoshop使い、Sketch使いなどの他ツールファンのデザイナーさんから見た知見も集まっているので、Twitterモーメントもぜひご覧ください。→Twitterモーメント
Webデザイナーが考えるSEOの第一歩
「SEOの一番の基本は、ユーザーにとって有益なWebページ = SEOに強いページ」という言葉が印象に残っています。身もふたもないけどその通りですよね。
もともと2015年秋に井畑さんのSEOのセッションを聴き、今時の事情を伺いたくて今回お願いいたしました。パワーアップしたSEOの知識だけでなく、Webデザイナーとして検索順位アップのためにできること、デザインで気をつける点も共有していただけたので、SEOを普段あまり意識していない、知識があまりない方でも興味を持って聴けるセッションだったと思います。
Webデザイナー座談会
参加者の皆さまから事前にいただいた質問にお答えしました。
- 情報のインプットは時間を決めていますか?効率的な方法や心がけていることは?
- クライアントとのデザイン確認、 フィードバック方法
- デザイナー以外の領域の勉強方法は?
デザイナーとしてどの程度関わるべきか? - 今まで将来のビジョンや計画を持って 仕事に取り組まれてきましたか?
- PSDのレイヤーファイルの整理方法
もっと回答が偏るかな?と思いましたが、全員バックボーンが全然違うデザイナーなので、それぞれ独自の回答が出揃っていました。突っ込んだツールの使い方のお話もあったので、音響やディスプレイの用意をして画面共有ができたらもっと話が広がったのかな、というのが主催としての反省点です。
次回の開催予定
「次は行きたい!いつやるの?」というありがたいお声がけをいただいていますが、残念ながら次回は未定です。とはいえ、興味のある分野、お話を聴きたい方はいらっしゃるので、涼しくなった頃にでも再起動しようと思っています。